パニック障害克服記

自由に旅行に行けるようになりたい。
仕事がのびのびとできるように職場に戻りたい。
普通に生活がしたい。と願望はあったものの、症状が無くなるなど到底思えず、自分で治すために何かをするといった気力も失っていた。

しかし、私がパニック障害を治そうと強く動機づけることがあった。

医師の言葉には、恐怖や怒りが込み上げることもあったが、休職中それ以上の怒りが湧き、それが「治して復職してやろう!」 という気持ちにさせた出来事があった。

最初の休職は1年以上続いた。
その間、調子が良いときは電車に不安を抱えながらも、会社の親しい人との飲食や、仲間から誘われると飲み会にも参加していた。私の中ので、このような事は全く悪ではなかった。賭けボーリングにも呼ばれると参加していた。

定年退職になる方の送別会で、親しい昔の会社仲間が久しぶりに集まる飲み会があった。お世話になってた人だけに、体調が悪かったが参加した時だった。
一人の信頼していた昔の上司から、身内が亡くなった仕事仲間と私を比較された。
「お前の病気の悩みなんて大したことない。奥さんを亡くした×× の方がよっぽど辛いぞ。・・・」
10分ぐらい私を責めるものだった。個人的ならともかく、10年以上ぶりに会う仲間もいる中、皆の前でサンドバッグ状態だった。
まだ、自信を失っていた私は何も言い返すことはできずに、グッとひたすら我慢し続けていた。
この悔しさが、怒り、そして復讐心となり、復職して仕返してやると思わせたのだった。

パニック障害を治そうと強く思ったのは、怒り、復讐心からだった。

私の中には「人を傷つけるのは良くない。」といった信念が強いようだ。
小学生の頃から思い当たる事が多くある。町内の下級生がいじめられてるのを知って許せなく、とことん戦ったり、関わりのない人が傷つけられる姿を見ても介入する自分がいた。
しかし、この信念が強いことで、傷つける人を責め、結果、自分が傷つける行為をしていることに、気持ちがまとまらないでいる。
元上司に対する時の結果もそうだった。

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